<女子欧州CL:ポツダム0-0(PK7-6)リヨン>◇20日(日本時間21日)◇決勝◇スペイン・ヘタフェ

 永里優季は縦横無尽に走り回った。何度も相手守備の裏へ抜け出て好機を演出し、守備にも加勢。「ずっと走っていないと怒られる。裏で受けるようになってリズムに乗れた。自分らしいプレーができた」と充実感をにじませた。

 PK戦は、キッカーの決まっていなかった6番目を自ら志願してしっかり決めた。「PKは気持ちなので。ちょっとは貢献できた」と誇らしげな笑みを広げた。

 この後は、女子W杯予選を兼ねて19日に開幕した女子アジア・カップへ。「日本代表でやるのが楽しみ。この経験を日本の試合につなげます」と意気込んだ。

 [2010年5月21日11時2分]ソーシャルブックマーク