<セリエA:インテルミラノ5-3ローマ>◇6日◇ミラノ

 6連覇を狙うインテルミラノに加入したばかりの日本代表DF長友佑都が、ホームでのローマ戦で4-1の後半30分から出場し、左サイドバックで新天地デビューを果たした。試合は5-3で勝った。

 インテルミラノの本拠地「ジュゼッペ・メアッツァ」でデビューした長友は充実感を漂わせ、報道陣の質問に答えた。

 -ホームで初出場

 長友

 やはり興奮した。前半からピッチに立ちたい、立ちたい、と思っていた。(レオナルド)監督にその思いが通じるようにずっと念じていた。

 -積極的に攻撃した

 長友

 出て行けるタイミングがあるなら、どんどん行こうと思っていた。

 -ビッグクラブで出場して

 長友

 チェゼーナはチェゼーナで良さがあって、大好き。でもサンシーロ(本拠地の旧名称)は特別。入るときは心が震えた。

 -あこがれていた右サイドバックのマイコンと一緒にプレーした

 長友

 もうあこがれとは言いたくない。切磋琢磨(せっさたくま)して世界一のサイドバックになるために。

 -好クロスを送った

 長友

 決めてくれ、と思ってパスを出した。でもあんなプレーを続けていけば、いい選手がそろっているので絶対に(点を)取ってくれる。

 -守備陣の連係は

 長友

 まだまだ良くなる。まだ2回ぐらいしかちゃんと練習していないから。みんなの特長も徐々に分かってきた。

 [2011年2月7日11時11分]ソーシャルブックマーク