サッカー男子のU-22(22歳以下)日本代表で、J1新潟からドイツ1部リーグのシュツットガルトに1年半の期限付き移籍が決まったDF酒井高徳(20)は28日、新潟市内で記者会見し「活躍するまで日本に戻らない覚悟」と意気込んだ。年明けにトルコでキャンプ中のチームに合流予定。

 酒井はオファーを聞いた当日に決断したそうで「早いうちに強さやスピード、テクニックのある海外の選手とやりたかった」と話した。ユース時代から約6年在籍した新潟に感謝し、声を詰まらせる場面もあった。

 ドイツ人の母からは「母国で息子がプレーすることをうれしく誇りに思う」と祝福されたという。日本代表のFW岡崎慎司(25)も所属するチームについては「スピード感があり、日本人がなじみやすそうな印象」と語った。