<セリエA:インテルミラノ3-2サンプドリア>◇10月31日◇ミラノ

 1-1の後半18分から投入されたインテルミラノDF長友佑都は、3点目に絡むなど存在感を示した。これでチームは6連勝で2位に浮上。長友は「チームも本当にいい感じ。一つの気持ちで戦えているというのが勝因」と充実感に満ちていた。

 2-1と勝ち越した後の後半36分、左サイドの裏に抜け出してパスを受けると中に折り返し、最後はグアリンのゴールにつながった。「信じて走れた。タイミングはオフサイドだったかもしれないが、僕としてはすごくいい感覚だった」と胸を張った。

 3日には首位ユベントスと直接対決を迎える。長友はこの日の試合前、ストラマッチョーニ監督に呼び出され「ユベントス戦に向けていい準備をしてくれ」と期待の言葉を掛けられたという。

 優勝争いを左右する一戦については「アウェーで厳しい試合になるが、僕らのサッカーをすればいけるという自信もある」と待ち遠しそうに語った。