プレミアリーグ、マンチェスターUは8日、アレックス・ファーガソン監督(71)の退任を発表した。以下はファーガソン監督の略歴。

 ◆アレックス・ファーガソン

 1941年12月31日、スコットランド・グラスゴー生まれ。34歳で現役を引退。同国のアバディーンなどを率い、同時にスコットランド代表のスタッフだった86年メキシコW杯予選中にステイン監督が急死すると、代わって代表監督に昇格。W杯本大会まで同国代表を指揮した。86年11月からマンチェスターUの監督に就任。98-99年に3冠達成など、リーグ13度、欧州CLで2度優勝を果たした。00年に騎士爵を叙勲されたため、正式にはサーの敬称をつけて呼ばれる。11年には同監督のマンU25周年をたたえて、本拠地オールドトラフォードの観客席の一部が「サー・アレックス・ファーガソン・スタンド」と新たに命名された。