残留争いをしているニュルンベルクの日本代表MF長谷部誠(30)が、2部に降格してもチームに残留すると4月30日付の独ビルト紙が報じた。

 29日からチームの練習に合流し「たとえ2部リーグでも、喜んでこのクラブに残りたい。でもそれについては(強化担当の)バーダーと話をしないと」と話した。一方、バーダー氏は「誠には非常に満足しているだけに、それは考えられること。日本人選手にとっては2部リーグでプレーするのは慣れたことではない。しかし、その前に降格しないことを望んでいる」とコメントした。

 リーグ戦のハノーファー戦(5月3日・ホーム)には出場しない見込み。「僕はまだ70%の状態で、チームを助けることは出来ない。膝の負傷後は気をつけないとキャリアを続けるリスクが伴ってしまう。でも遅くても、入れ替え戦には100%の状態になっている自信がある」と意気込んでいるという。