マンチェスターUに所属するメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(26)に、新たな移籍先が浮上している。

 英デーリー・エクスプレス紙は4日、エルナンデスが今夏の移籍市場でサウサンプトンに移籍する可能性を報道。2700万ポンド(約46億3900万円)を提示した1度目のオファーを断られたとされるマンチェスターUが、今夏ターゲットとするイングランド代表DFルーク・ショー(18)を引き入れるため、メキシコ代表FWの譲渡に踏み切るのではないかと伝えている。

 また、同メディアはマンチェスターUがエルナンデスを譲渡することに至った経緯を指摘。起用法に不満を抱くメキシコ代表FWを譲渡することで、ショーの価値を3000万ポンド(約51億5500万円)と見積もるサウサンプトン側の希望額の引き下げに試みるのではないかと報じた。

 マンチェスターUで4シーズン目を迎えたエルナンデスだが、今シーズンのリーグ戦における先発出場試合数は6試合と加入後最低の数字を記録。たびたび今夏の退団をほのめかすコメントを残しているメキシコ代表FWには、インテルやバレンシア、トットナムが動向を注視していると報じられていた。【超ワールドサッカー】