現地時間29日に行われた国際チャンピオンズ杯のローマ-Rマドリード戦(1-0でローマの勝利)で、ローマの元マリ代表MFセイドゥ・ケイタ(34)が、ポルトガル代表DFペペ(31)との試合前の握手を拒否した。31日付のスペイン紙マルカが報じた。

 試合前の握手交換で、握手をしようとペペの手をケイタが素通りした。この行為に腹を立てたペペが写真撮影時にケイタの顔に唾を吐き、お返しとばかりにケイタが水のペットボトルを投げ返し、両軍が小競り合いになっていた。

 試合後、ケイタは「バルサ時代に『猿』と呼ばれた。人と見ない相手に握手をする必要はない」と、以前から遺恨があったことを明かした。