8日付のイタリア紙ラ・レプブリカ紙が、日本代表DF長友佑都(24)のインテルミラノでのデビュー戦を見た日本のファンに「守備的なセリエAでは5-3などという面白い試合はそう簡単に見られない」と“忠告”した。

 ブラジル人のレオナルド監督が率いる攻撃的なインテルミラノだからこそのイタリアらしくないチームと指摘。「失点を恐れず、失点すれば取りに行く戦い方だ。両サイドバックも攻撃に上がっていく」と、攻撃的なDFの長友に合った環境であることを説明。レオナルド監督に交代後のリーグ戦では1試合平均3得点に対し、失点も1・5というデータを紹介している。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は13日のユベントス戦で長友の先発を予想。出場すれば、FWミリトの負傷離脱で攻撃力の落ちたチームの中、攻守に責任重大となる。チームは9日から練習を再開する。(波平千種通信員)

 [2011年2月9日8時6分

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