ドイツ紙ビルトが5日、ドルトムントMF香川真司(22)の不振が、日本代表参加の長距離移動が原因とする記事を掲載した。「この飛行機移動が彼を壊したのか」と、今季3度目の代表合流で8月8日から8週間で、移動距離が5万9300キロに達することを指摘。クロップ監督は「シンジは今、体力的な問題がある。彼はいつでも全力で戦おうとしている」と心配顔。前節のアウクスブルク戦では、今季初めて出場機会がなかった。同紙は代表から戻る度に調子を落とすことを指摘。クロップ監督も「日本代表に彼をプレーさせないでくれとは要求できない」と、ジレンマを感じているようだ。(中野吉之伴通信員)