ドイツ1部ハノーバーへの完全移籍が決まった日本代表DF酒井宏樹(22=柏)が、「超過密日程」を乗り越える。20日、千葉・柏市内の柏サッカー場で移籍会見に出席。「(Bミュンヘンの)ロッベンやリベリと自分がどれだけやれるか楽しみ」と意気込んだ。
過酷な日程が立ちふさがる。30日の敵地G大阪戦後、夜中にドイツへ出発。身体検査を経て、ドイツ国内で行われる合宿などのチーム練習に参加し、7月7日に帰国する。同夜の国立での柏-名古屋戦で柏サポーターへ移籍報告。同8日からは五輪代表に合流して、そのまま五輪本大会に突入。本大会終了後は日本に帰国せず、チームに再合流する予定となっている。
昨年12月にクラブW杯、今年に入ると五輪代表とA代表の「掛け持ち招集」により、ほぼ休みはなし。さらに海外移籍と五輪本番が重なるが「慣れてるので大丈夫です。休みをうまく取りたい」と笑顔で話した。
ハノーバーとは4年契約を結ぶなど期待は大きい。「今より良い選手になれるように頑張る」。五輪後、9月のW杯最終予選イラク戦ではDF内田の出場停止により先発の可能性も高い男が過密日程を乗り越え、A代表の定位置奪取につなげる。【菅家大輔】

