<ロシアリーグ:アムカル3-1CSKAモスクワ>◇28日◇ロシア・ペルミ

 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(26)が、リーグ2戦目で今季初ゴールを挙げた。アウェーのアムカル戦にトップ下で先発出場。前半13分に、左足でネットを揺らした。しかし、チームは守備が崩壊し、敗戦。本田も前半ロスタイムのPKを決めることができず、消化不良に終わった。

 鮮やかな今季初ゴールだった。1点を先制された直後の前半13分、ペナルティーエリア内でパスを受けた本田は、ワントラップしてから左足を振り抜いた。相手GKの手が届かない、左すみへ突き刺す同点弾。リーグ開幕2戦目で早くも“悪魔の左足”を見せつけた。

 完全復活ぶりをロシアに、そして海外のファンに示す一撃だった。昨年は8月に右膝を負傷。9月1日にバルセロナで手術を受けるなど試練を味わった。復帰後も、今年3月に今度は左太ももを負傷。本田を欠いたチームはリーグ3位で欧州CL出場権も逃した。

 それでも、試練を乗り越えて、より一層たくましくなって、本田は戻ってきた。6月の日本代表のW杯最終予選3連戦は、計4ゴールを挙げた。同19日には近視矯正レーシック手術を受けていたことも判明。両目とも視力は0・4から2・0に良化。まさに、視界良好で「自分を奮い立たせたい」と意気込んで、3年目のロシアリーグを迎えていた。

 本田の同点弾で勢いづくかと思われたが、この日のチームは守備が崩壊。前半19分に勝ち越されると、同41分には追加点を奪われた。本田も同ロスタイムにPKを決めきれず、頭を抱えた。後半16分には、DFがレッドカードをもらい数的にも不利に陥った。その中で本田は同32分に、ゴール前の混戦からヘディングシュートを放つが、2点目は奪えなかった。今季初ゴールを挙げたものの、チームを勝利に導けなかった。