<セリエA:カリャリ1-1インテルミラノ>◇29日◇トリエステ

 インテルミラノのDF長友佑都(26)が、右MFでフル出場したカリャリ戦で地元メディアから高評価を得た。敵陣深くをえぐり正確なクロスで先制点をアシスト。積極的な攻撃参加とシュートでチームの躍進に貢献している。ガゼッタ・デロ・スポルトなど各紙が全て長友にチーム最高点の7・0をつけた。ガゼッタ紙は「頭にミリ単位で合わせたクロスは完璧だった」と評価、マン・オブ・ザ・マッチに挙げた。この試合は日本代表のザッケローニ監督も観戦。積極的な攻撃参加について「日本代表でも、もっと自分が引っ張るくらいの気持ちでやりたい」と前向きに話していた。(波平千種通信員)