<ブンデスリーガ:ドルトムント0-1ハノーバー>◇25日◇ドルトムント

 ハノーバーMF清武弘嗣(24)が25日、ドルトムント戦で移籍後初ゴールを決め、勝った。トップ下で先発し、後半16分にゴール正面、約20メートルの直接FKを鮮やかに決めた。5枚のカベの上を越え、鋭く落ちるとGKの手をはじいてゴール。劣勢の中、貴重な先制点を挙げると、直後にもDFラインの裏へ抜け出し惜しいシュートを放つなど見せ場をつくった。

 清武は今季、ニュルンベルクから加入。9試合目で初ゴールを決め、後半28分に交代した。開幕から全試合でフル出場していたDF酒井宏樹(24)は、太ももの張りを訴えベンチ入りメンバーから外れた。また、ドルトムントMF香川真司(25)は、後半21分にギュンドアンに代わり途中出場したが、得点に絡めず4連敗となった。