車いすの部で、得意の下りを利用して15キロすぎまでトップを走った女子の土田和歌子(八千代工業)だが、その後は2位に後退した。「(中盤以降の)上り坂に強い選手が多いので積極的にいった。まだまだ上りの走りで差があるし、やるべきことがある」と課題を痛感した。

 男子3位の副島らを含む日本勢は、リオデジャネイロ・パラリンピック出場権が懸かる26日のロンドン・マラソンに転戦する。土田は「(出場権を取るという)思いはみんな同じ」と、次の戦いを見据えた。