日本陸連は10日、世界選手権(8月・ロンドン)代表選考会を兼ねた全日本競歩能美大会(19日・石川県能美市)のエントリー選手として、男子20キロでリオデジャネイロ五輪7位の松永大介(東洋大)や同五輪代表の藤沢勇(ALSOK)らを発表した。女子20キロはリオ五輪代表の岡田久美子(ビックカメラ)らが出場する。

 世界選手権のこの種目の代表枠は最大3。日本陸連が定めた派遣設定記録(男子=1時間20分12秒、女子=1時間29分15秒)に到達した日本人1位は、自動的に代表となる。2月の日本選手権を制した男子の高橋英輝(富士通)は既に決定している。