<陸上:布勢リレーカーニバル>◇26日◇鳥取県コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場

 男子100メートルの江里口匡史(22=大阪ガス)は後半の伸びを欠き、またも世界選手権の参加標準記録に届かなかった。「悔しいし、情けない。これが今の実力」とため息交じりだった。

 今季は左足首痛で出遅れ、3連覇した日本選手権でも標準記録に届かなかった。「危機感はもちろんある」と認める。

 2レースとも向かい風と不運な面もあったが「風のアシストを気にしている時点で負けている」と反省の弁を続けた。7月のアジア選手権までに立て直せるか。