第62回別府大分毎日マラソンは3日正午、大分市高崎山・うみたまご前をスタートし、大分市営陸上競技場をゴールとする42・195キロのコースで行われる。レースを翌日に控えた2日、招待選手が大分市内のホテルで記者会見した。

 招待選手の中でベストの2時間8分37秒のタイムを持つ「公務員ランナー」川内優輝(25)は「コンディションはいいので、競り合って最低でも2時間10分を切り、可能なら自己ベストを出したい」と2時間8分37秒の自己ベスト更新も見据えた。

 競技会を練習の一環として出場し続け、年明けからここまでフルマラソン、ハーフマラソン、駅伝2レースとこなした。疲労や時差ぼけも「駅伝で区間新も取ってますし大丈夫です」。一昨年12月の福岡国際で2時間9分57秒(3位)をマークして以降、マラソン11レースで10分を切っていない。「1年以上も切っていないので、まずはそこから」と川内。21度目のマラソンだが、そのスタートが09年の今大会。思い出の地で成長した姿を沿道のファンに見せる。