<陸上:実業団女子駅伝西日本大会>◇27日◇福岡・宗像市役所前発着

 (6区間42・195キロ)

 エース級が顔をそろえた3区で、世界選手権マラソン代表の野口、福士の明暗が分かれた。

 途中棄権した世界選手権以来のレースとなった野口は順位を2つ上げ、トップとの差も21秒縮めた。「思ったより区間順位がよかった。まだまだいける」と手応え。ただ、35歳のベテランの主戦場はマラソン。「全日本でしっかり走って、その後は年齢もあるのでマラソンをメーンにやっていく。海外レースもいいなと思う」と話した。

 一方、昨年は11人抜きで優勝の立役者となった福士は、区間7位と振るわず「疲れてあまり(体力が)もたなかった。全然駄目」とうなだれた。