マラソンの世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンは23日、東京都庁前をスタートし、東京ビッグサイトをゴールとする42・195キロで争われる。レースを2日後に控えた21日、東京・新宿の京王プラザホテルで招待選手の記者会見が開かれた。

 3度目のマラソンとなる松村康平(27=三菱重工長崎)が、念願のサブテンを目指す。初マラソンだった12年2月の別大毎日は2時間11分58秒(4位)、昨年3月のびわ湖毎日は2時間10分12秒(7位)と着実にタイムを伸ばしてきた。昨年は1万メートルと5000メートルで自己ベスト更新と、スピードに磨きをかけてきた。「招待選手の中で、実績が見劣りするのは分かっていますが、今回は練習をしっかり積めた。それを踏まえて(2時間)8分台のレースが出来れば」と目標を語った。