日本陸連は21日、ロンドン五輪代表の選考を兼ねた横浜国際女子マラソン(11月20日)の出場選手を発表した。今夏の世界選手権で18位に終わった尾崎好美(第一生命)が名を連ね、五輪に向けて再スタートを図る。女子の五輪選考レースとしては初めてペースメーカーを導入。国内2選手、海外2選手の計4選手が25キロ地点まで5キロ16分50~同55秒のハイペースで、ハーフを1時間11分前後の設定で先導する。尾県貢専務理事は「ハイペースでも25キロまで余裕を持って走り、残り17・195キロをしっかり走り切れるか。世界で戦えるかどうかを判断したい」。五輪本番を想定した試みで、日本人トップに2時間22分の記録を期待した。