世界リレー大会(24、25日=バハマ・ナッソー)男子400メートルリレーに出場した桐生祥秀(18=東洋大1年)ら日本代表が28日、成田空港に帰国した。38秒34の予選から0秒06落としたが、決勝で5位に入り来年の北京世界選手権の出場権を獲得。3走の桐生は「いい経験になった。3走を極めたい」と話しつつ、アンカーについては「まだ、そこまで欲がない」と多少の願望も見せた。一方で「予選よりいいタイムじゃないと世界とは決勝で勝負にならない」と分析。日本陸連の伊東浩司・短距離部長は「去年の速さに今年は強さも感じた。去年とは明らかに違う。ワールドクラス」と桐生を評価。6月6日開幕の日本選手権(福島)での9秒台を期待した。