<全国高校バスケット選抜優勝大会:東京成徳大高86-72聖カタリナ女>◇27日◇女子準決勝◇東京体育館

 昨年と同じ顔合わせとなった準決勝は、東京成徳大高(東京)が聖カタリナ女(愛媛)を破り、決勝進出を果たした。東京成徳大高は2年連続の決勝進出。東京成徳大高はU-18日本代表の間宮佑圭(3年)が27得点、篠原恵(2年)が24得点と実力通りの活躍を見せ勝利に貢献した。下坂須美子監督は「相手のミスショットのリバウンドを取れたことで、いい立ち上がりとなった」と序盤からリズムに乗って試合をリードできたことを勝因に挙げた。同校は昨年の決勝、今夏の高校総体決勝でともに桜花学園(愛知)に敗れて涙をのんでいる。下坂監督は「明日はセンターだけに頼ることなく、全員がコンスタントに点数が取れるようにプレーしたい。夏の総体の雪辱をはらしたい」。東京成徳大高は15回大会(85年)以来となる優勝を狙う。