<全国高校バスケット選抜優勝大会:延岡学園98-77東海菅生>◇27日◇男子準々決勝◇東京体育館

 今夏の総体覇者・延岡学園(宮崎)が東海菅生(東京)に勝ち、3年ぶりに準決勝へ進出した。U-18日本代表の永吉佑也(2年)を擁する延岡学園は序盤から得点を着実に積み重ね、東海大菅生を寄せ付けなかった。内村祥也主将(3年)は「今日は相手のバスケに合わせずしっかり自分達のバスケができました」と胸を張った。準決勝は3連覇を狙う洛南(京都)との対戦だ。「明日もディフェンスからしっかりして、自分たちのバスケをするのみです」。3年ぶりの決勝さらには夏冬2冠に向けて視界は良好だ。

 ◆初の4強を目指したが敗れた東海菅生・小山正男監督「もう少しリバウンドやルーズをとれれば東海大菅生らしい展開の早いゲームが出来たと思う」。