長野県飯田駅前スタート、松尾総合運動場前ゴールの10周回で争い、ベンジャミン・プラデス(31=マトリックス パワータグ)が3時間8分31秒で優勝を飾った。

 プラデスは「今日はきついステージだとわかっていた。終盤になって危険なアタックがかかり、集団が小さく分かれたときにチームメートが集団にまとめてくれた。最終的に先頭集団に残ることができることができ、そして優勝することができてうれしく思う。最初はあまり調子は良くないと感じていたけど、レースが進むにつれて調子が上がっていった。明日の富士山ステージに向けて、今はいい手応えを感じている。富士山ステージでは、昨年の8位を上回る成績を残したいと思う」と話した。

 個人総合時間争いでは、この日同タイムで2位のアダム・フェラン(23=ドラパック プロフェッショナル S)が、9時間54分24秒でトップに躍進。「厳しいレースだった。チームメートのアシストのおかげで、作戦通りに最後のスプリントで良い成績を取り、総合順位を逆転させることができた。この結果にとても満足している。明日からのステージでもリーダージャージーを守れるように頑張りたいと思う」と首位キープを誓った。

 第5戦は22日、静岡・小山町で行われる。

 <第4戦上位成績>

【1位】ベンジャミン・プラデス(マトリックス パワータグ)=3時間8分31秒

【2位】アダム・フェラン(ドラパック プロフェッショナル S)=3時間8分31秒

【3位】トマ・ルバ(ブリヂストン アンカー)=3時間8分31秒

【17位】土井雪広(チーム右京)=3時間8分31秒

 ※同タイムの順位はビデオ判定とチップ計時による

 <個人総合時間>

【1位】アダム・フェラン(ドラパック プロフェッショナル S)=9時間54分24秒

【2位】フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴ ドバイ プロS)=9時間54分26秒

【3位】ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)=9時間54分33秒

【16位】増田成幸(宇都宮ブリッツェン)=9時間55分15秒