マーク・カベンディッシュ(英国=ディメンションデータ)が集団スプリントを制して今大会4勝目を挙げ、ツール通算30勝目として最多勝利のエディ・メルクスにあと4勝と迫った。

 ゴール前スプリントでアシストから発射されたマルセル・キッテル(ドイツ=エティックス・クイックステップ)が先頭に立ったが、ゴール直前でキッテルの番手に付いていたカベンディッシュが差し、そのまま逃げきった。2位にアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー=カチューシャ)、3位にペテル・サガン(スロバキア=ティンコフ)が入った。キッテルは抜かれた後に進路妨害をアピールし踏むのをやめたため、5位に終わった。

 総合首位のクリストファー・フルーム(英国=スカイ)、同2位のバウケ・モレマ(オランダ=トレック・セガフレード)、同3位のアダム・イエーツ(英国=オリカ・バイクエクスチェンジ)はトップと同タイムのメイン集団でゴールし、総合順位に変動はなかった。

 新城幸也(ランプレ・メリダ)はトップと同タイムの81位でゴールし、総合は2時間14分40秒遅れの137位。