<自転車:ジロ・デ・イタリア>◇第3S◇178キロ◇レッジョ・エミリア~ラパッロ◇9日

 別府史之(28=ラジオシャック)は1分40秒遅れの123位でゴール。総合は1分38秒遅れの103位と大きく順位を落としたが、自身のツイッターによると「終盤にチームリーダーのティアゴが下りで落車して、メーン集団に復帰するのに先頭を引いて復帰させた」とつづっているように、自分の仕事はきっちりとこなしたもよう。だが、落車して死亡したウォウテル・ウェイラント選手(ベルギー=レパード・トレック)のすぐ近くを走っており、「後ろを振り返った時に左側の縁石に顔から突っ込んでしまい亡くなってしまいました。彼の落車した瞬間を一部始終見ていましたが打ち所が悪かったです。彼とはよく話をしていたので、本当にショックです」とつづっている。