ドーピング違反で国際自転車連合(UCI)から永久追放処分を受けたランス・アームストロング(米国)が14日、自ら設立したがん撲滅基金の関係者に対して迷惑をかけたことを謝罪した。AP通信が報じた。

 禁止薬物の使用に関しての言及はなかった。関係者には涙を流しながら失望させたことを謝罪し、基金の名誉回復に努力することを誓った。謝罪は、この日テキサス州オースティンで受けたテレビインタビューの前に行われた。インタビューは17日に放送される予定。

 アームストロングは昨年10月に1999~2005年のツール・ド・フランス7連覇のタイトルを剥奪され、基金の代表も辞任した。