<バレーボール:全日本高校選手権>◇3日目◇7日◇東京体育館

 バレーボール全日本高校選手権3日目は男女の3回戦と準々決勝が行われ、男子は創部7年目の創造学園(長野)が西原(沖縄)に2-1と競り勝ち4強入りした。準決勝は創造学園-鹿児島商、東亜学園(東京)-大村工(長崎)に決まった。女子は、元五輪代表・大竹秀之氏の長女里歩(3年)を擁する下北沢成徳(東京)が勝ち上がり、準決勝は下北沢成徳-東九州龍谷(大分)、氷上(兵庫)-大阪国際滝井となった。

 下北沢成徳の183センチの長身エース大竹主将が次々と鋭いスパイクを決め、3回戦・由利(秋田)、準々決勝・大和南(神奈川)ともに2-0のストレートで下した。準決勝の相手は大会4連覇を狙う因縁の東九州龍谷。相手エース鍋谷とは、今春そろってデンソー入りする。頻繁にメールや電話をする仲だが、大竹は「今大会は連絡してません」と勝負モード。「鍋谷には打ち負けない」と意気込んだ。