<柔道:世界選手権>◇第2日◇27日◇リオデジャネイロ◇男女各1階級

 男子66キロ級の海老沼匡(23=パーク24)が6試合すべて一本勝ちを収めて2大会連続優勝を果たした。

 第1日の26日に初優勝した男子60キロ級の高藤直寿(20=東海大)に続く連日の金メダル獲得。昨夏のロンドン五輪で史上初の金メダルゼロと惨敗した日本男子にとって、復権へ最高の滑り出しとなった。柔道界は暴力指導問題など暗い話題が続いたが、若い力が畳の上で躍動した。

 27日は男子66キロ級の福岡政章(29=ALSOK)と女子52キロ級の橋本優貴(24=コマツ)が3位に入り、日本は5選手が2日間で金2、銀1、銅2のメダルを手にした。