柔道の世界選手権(8、9月・ブラジル)最終選考会を兼ねた全日本体重別選手権は今日11日に福岡・福岡国際センターで開幕する。

 福岡県内のホテルで大会の記者会見に臨んだ男子日本代表の井上康生監督(34)は、世界選手権の選考について「1年間の結果や、3年後の五輪を見据え総合的に判断したい」と説明した。今回から代表枠は原則1階級1人で、任意の男女各2階級で2人目を追加できる方式になる。代表選考基準の透明化を打ち出しており、「説明責任を果たしていかなければいけない」と発言。選手や所属先に選考過程を説明する意向を示した。