米インディカーシリーズ第16戦インディジャパンは17日、栃木・ツインリンクもてぎでファンとの交流イベントを開催した。ニューマン・ハースの武藤英紀(27)KVの佐藤琢磨(33)コンクエストのロジャー安川(32)の日本人ドライバー3人はメーンスタンドで行われたトークショーに出演し、インディの魅力を語り、自分たちの今季の戦いぶりを振り返った。午前中にもかからず多くのファンを集め、熱烈な声援にレースへの意欲を高めた。

 武藤は「過去2回チャレンジして、まだ納得した走りができていない。3度目はたくさんのファンのエネルギーをもらっていい走りをしたい」、佐藤は「いろんな経験はインディジャパンのためにしてきたと思う。意気込みは高まっている。決勝は200周走りきります」、スポット参戦の安川は「1年ぶりのレースで緊張しているが、決勝までにマシン(のセッティング)をつくり上げたい。トップ10入りを目指す」と健闘を誓った。