ソチ五輪女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香(31=広島ガス)は決勝トーナメントに進出したが、準々決勝で敗退し5位に終わった。

 故郷・旭川では14年ぶりのW杯開催で、7500人の観衆が詰めかけた。予選では1位通過と実力を見せ「こんなに多くの日本のファンの前で滑るのは初めて。地元の力を感じたし、生かしたかった」と振り返った。1日は同会場でパラレル回転に出場する。

 竹内とともに決勝トーナメントに進出した家根谷依里(30=大林組)も準々決勝で敗れ8位だった。男子の日本勢は全員が予選で敗退した。男子はジャン・コシール(スロベニア)が今季2勝目、通算3勝目で種目別優勝を果たした。女子はユリア・デュモビッツ(オーストリア)が3季ぶりの優勝で通算3勝とした。