水泳の世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)で初実施となるシンクロナイズドスイミングの混合デュエットの代表、安部篤史(トゥリトネス水泳部)足立夢実(国士舘シンクロク)組が海外デビューしたスペイン・オープンでの試合を終えて28日、成田空港に帰国した。男子の安部は「初めての遠征だったが、いろんな経験ができた」とうなずいた。

 フリールーティンのみで争った大会では、85・5334点で出場3組中トップに小差の2位。それでも安部は「まだ世界で戦える点数ではない。技術的なことももっと上げないといけない」と気を引き締めていた。