路上に人工芝のコートを作って行う「ストリートラグビー」が5日に東京・日本橋のさくら通りで行われた。路上でラグビーをするのは世界初。選手は3人で1分ハーフ、タックルなしなどルールを簡略化した。性別や経験の有無も問わず5歳から60歳を超える人まで、全87チーム318人がラグビーを楽しんだ。

 イベントには昨季の日本選手権を制したヤマハ発動機の清宮克幸監督や元日本代表の吉田義人氏、大学選手権6連覇中の帝京大・岩出雅之監督らがトークショーに出演した。吉田氏は「楕円(だえん)球を触って魅力を感じてもらい、多くの人にラグビーに関わってもらいたい」と呼び掛けた。また、15人制の日本代表ロックの真壁伸弥(サントリー)と大野均(東芝)、WTB山田章仁(パナソニック)も駆け付け、会場を盛り上げた。