マリア・シャラポワ(ロシア)は第2セットを落としても浮足立たなかった。

 強打を武器とする5つ年下のココ・バンダウェイ(米国)を退け、準優勝した2011年以来の4強入り。「最終セットに持ち込まれたけど、勝てた。久しぶりに準決勝に進めたことは喜ばしい」と笑みを浮かべた。

 準決勝で対戦するS・ウィリアムズには、17歳だった2004年の決勝でストレート勝ちしているが、通算成績は2勝17敗。今年の全豪オープン決勝でも屈するなど16連敗中だ。「彼女を相手にいい結果を残せていない。流れを変えたい」と意気込んだ。