大阪・梅花高1年の杉原愛子(15)が、シニア国際大会デビュー戦で団体、個人総合の2冠に輝いた。5月のNHK杯初優勝で日本代表入りした新鋭は、4種目に安定した演技を見せて58・050点で優勝。同じ15歳の王妍(中国)を0・05点差抑えた。3位にはロンドン五輪代表の寺本明日香(19=中京大)が入った。

 団体は日本が231・800で08年カタール大会以来2大会ぶりの優勝。中国が2位、韓国が3位だった。男子団体、個人総合は8月1日に行われる。