日本は1次リーグB組第3戦に臨み、難敵のサモアに26-5で快勝してW杯で初めて1大会2勝目を挙げた。

 B組のもう1試合は南アフリカがスコットランドに34-16で完勝した。同組は日本を含めた3チームが2勝1敗となったが、ボーナスポイントが多い南アフリカが勝ち点11で首位に立ち、スコットランドが同10で2位、日本は同8で3位。各チームとも1試合を残し、日本は目標とするベスト8進出が厳しくなった。

 南アフリカは7日(日本時間8日)に米国、スコットランドは10日(同10日)にサモアとそれぞれ対戦し、ともに勝った場合には、日本は11日夜(同12日未明)の米国戦を前に各組上位2チームによる準々決勝に進めないことが決まる。

 勝ち点は勝ちが4、引き分けは2、負けは0。ボーナスポイントとして4トライ以上挙げると1、7点差以内で負けた場合も1が加算される。

 A組では、開催地のイングランドがオーストラリアに13-33で完敗して通算1勝2敗となり、1試合を残して1次リーグ敗退が決まった。オーストラリアとウェールズは8強入りを決めた。