日本水連の特別強化委員会が13日、都内で行われ、金岡恒治医事委員長は右ひじ負傷の萩野公介(21)について「思ったより長引いている」と回復が遅れていることを明かした。

 骨折直後の7月初めの診断では全治2カ月だったが、現在も痛みがあり、ひじが完全に伸びない状態。指導する平井競泳委員長によると、回復はしてきているものの、通常の1日2回の練習はできていないという。萩野は28日開幕のW杯東京大会は欠場。来年の五輪に向け、年内の実戦復帰を目指す。