リオデジャネイロ五輪出場枠を懸け、女子48キロ級でロンドン五輪銀メダルの三宅宏実(いちご)がスナッチ85キロ、ジャーク108キロのトータル193キロで銅メダルを獲得した。30歳の三宅は4大会連続の五輪出場が有力となった。17歳の蒋恵花(中国)がトータル198キロで優勝した。

 女子53キロ級でロンドン五輪代表の八木かなえ(ALSOK)はスナッチ84キロ、ジャーク107キロのトータル191キロ、男子62キロ級では糸数陽一(警視庁)がスナッチ132キロ、ジャーク162キロのトータル294キロで、ともに上位選手が集まるA組を残してトップ。順位は22日に確定する。

 前日に競技を終えた男子56キロ級の高尾宏明(自衛隊)は16位、女子48キロ級の大城みさき(ハーツ&ハーツクリニック)は29位だった。

 五輪出場枠は昨年とことしの世界選手権の国・地域別の得点を合計した順位によって決まる。