萩野公介(21=東洋大)が1分45秒50で優勝、派遣標準記録も突破し、この種目のリオデジャネイロ五輪代表に内定した。

 2位の松田丈志(31=セガサミー)3位の江原騎士(22=自衛隊)4位の小堀勇気(22=ミズノ)は800メートルリレーのメンバーとして代表に内定した。

 萩野は「個人としては日本記録を狙っていた。ただレベルの高い記録で決めることができて、これで世界で勝負できる。メダルを狙って頑張ります」と喜んだ。

 4大会連続五輪代表を決めた松田は「4回目なので慣れると思ったが全然慣れなくて、プレッシャーあったが乗り越えられてうれしい。(リレーは)いいメンバーがいるのでメダル取りたい」と話した。

 初代表に内定した江原は「タイムはまだまだだが、今日は喜びがある。400メートルでは前半縮こまってしまった。今日は力を出せた」。

 2大会連続五輪代表の小堀は「ホッとしてます。レース前から緊張していたが、800メートルリレーは外さないという気持ちでやってきたのでうれしい。今回はメダルを狙えると思うので頑張っていきたい」と話した。

 萩野は同種目で2種目の代表を決め、400メートル個人メドレーと合わせて3種目目の代表内定となった。