全日本スキー連盟(SAJ)は27日、都内で臨時理事会を開き、昨年12月の米コロラド州遠征で大麻を使用していた未成年のスノーボード男子スロープスタイルで強化指定を受けている2選手に対し、競技者登録の無期限停止などの処分を決め、発表した。

 20年東京五輪の追加種目候補になっているサーフィンとスケートボードの関係者も、スノーボード選手の不祥事にショックを受けた。同じ「横乗り系」で共通点も多く「対岸の火事」ではない様子。日本サーフィン連盟の井本副理事長は「引き続き選手への教育と注意喚起に取り組んでいきたい」。日本スケートボード協会の横山純事務局長も「反ドーピング教育など、選手に対する指導をしっかりやらないといけない」と真剣に話していた。