スーパーGT今季第2戦「フジGT500キロレース」決勝が4日、静岡・富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で行われた。5万人以上のファンがつめかける中、GT500クラスは日産GT-Rの松田次生、ロニー・クインタレッリ組(ニスモ)が逆転で開幕2連勝を飾った。

 予選4番手の松田組は、ポールポジションからスタートした安田裕信、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(チーム・インパル)と激しく競り合い、ラスト4周で首位を走っていた安田組のタイヤにトラブルが発生すると、トップに立ってゴールインした。松田は自身が持つGT500の最多勝記録を18勝に延ばし、クインタレッリは通算12勝目となった。

 またGT300クラスでは予選5番手からスタートした星野一樹、ヤン・マーデンボロー組(NDDPレーシング)が今季初優勝。日産GT-Rは昨年の第7戦以来となる両クラス優勝を果たした。