昨年4強で第6シードの錦織圭(26=日清食品、世界ランキング6位)が、過去6戦全敗だった、第10シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)に初勝利を収め、4年連続の8強入りを果たした。

 錦織は苦手のガスケ対策として「いつも何かがうまく働かない。少し作戦を変えて臨みたい」と話していた。第1セットではネットに詰めてボレーを多用するなど、積極的なプレーで第1ゲームをいきなりブレークした。第6ゲームでブレークバックされたが、負けじと直後にブレークを返し同セットを先取した。

 第2セットでも第3ゲームでブレーク。土壇場の第10ゲームでブレークバックされたが、直後にブレークを返しストレート勝ちした。

 準々決勝で錦織は、同21位のニック・キリオス(オーストラリア)と対戦することになった。

 キリオスとは、過去2戦全勝。準々決勝は、6日正午(日本時間午後7時開始)開始の第2試合で、午後2時半(日本時間午後9時半)前には始まらない日程となった。