フランス1部リーグ「トップ14」の強豪トゥーロン移籍が決まったFB五郎丸歩(30)が、19年ラグビーW杯日本大会決勝の開催地で“試合復帰”した。25日、横浜・日産スタジアムで五郎丸とアサヒビール共催のラグビー教室を実施。今季所属したスーパーラグビー・レッズ(オーストラリア)の一員として、5月21日のサンウルブズ戦で右肩鎖関節脱臼し、手術後はリハビリを続けてきたが、約200人の子どもたちと一緒に試合にも出場。「自分自身も楽しめました。3年後の決勝を見て、ここでプレーしたんだと思ってもらえたらうれしい」と笑顔を見せた。

 子どもたちの要望に応え、五郎丸ポーズとキックも16年国内初披露。父母らは一斉にスマートフォンで撮影し「モンスター出現だよ」の声も。参加者全員がサインもゲット。新チーム合流のため、8月にフランスへ「五郎丸GO」の予定だ。