九州ラグビーフットボール協会は24日、福岡市内のホテルで会見を行い、今季のトップリーグ(TL)の日程、開催概要を発表した。

 さらに福岡から参加する2チーム、コカ・コーラとサニックスの監督、選手らが今年の抱負を語った。

 昨シーズン14位のコカ・コーラの臼井章広監督(46)は、“電撃入団”が決まった副島亀里ララボウラティアナラ(33)と桑水流裕策(30)のリオ五輪7人制ラグビー戦士について「うちには世界を知る2人がいる。その感動を九州の人たちに伝えていきたい」と4位と健闘した2人の活躍を期待した。会見に臨んだ桑水流も「早くチームに入っていって自分の体も15人制用にしていきたい。いずれは15人制の代表に呼んでもらえるようになりたい」と意気込んだ。

 今年から2シーズンぶりにトップリーグに復帰するサニックスの藤井雄一郎監督(47)は「五輪での7人制チームのジャイアントキリングに感動しています。うちは今年どこと対戦しても“番狂わせ”ですから頑張りたい」と鼻息を荒くした。

 今季の開幕戦は、コカ・コーラはキャノン(熊本・うまかな・よかなスタジアム)と、サニックスはホンダ(愛知・パロマ瑞穂ラグビー場)とそれぞれ27日に対戦。第4節の9月17日(福岡・レベルファイブスタジアム)に、両チームによるダービーが予定されている。