国際ボート連盟は29日、2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用などを検証する東京都の調査チームが示した3会場の抜本的な見直し案について「都と連絡を取っておらず、情報がない」とした上で「現在の海の森水上競技場が(ボートとカヌーの)両国際連盟や国際オリンピック委員会(IOC)に承認された会場と認識している」との声明を発表した。

 ボートとカヌー・スプリント会場「海の森水上競技場」は、代替地の候補として宮城県登米市の「長沼ボート場」が挙がっている。