11月末でコナミスポーツを退社し、日本初のプロ体操選手となった内村航平(27)が2日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)でプロ転向後初の練習を行った。

 「いろいろ考えながらできた。これからもやっていけそうな感じはあった」と新たな1歩を踏み出した心境を語った。これまでと違い、同僚がいない中で体を動かした。「1人(での練習)がどんな感じなのか、というのがあったけど、それほど問題はない。より自分の世界に入りやすかった」と振り返った。年明けからはジュニア時代を過ごした朝日生命の後輩、佐藤寛朗氏がコーチとして合流する予定。