女子ダブルスで穂積絵莉(22=橋本総業)、加藤未唯(22=佐川印刷)組が、第4シードのミルザ(インド)、ストリコバ(チェコ)組に6-3、2-6、6-2のフルセットで勝ち、ベスト8に進出した。

 穂積が「喜びと驚きで実感がわかない」と言えば、加藤は「すごくうれしい」と、勝利の瞬間、2人ともにコート上でガッツポーズだ。

 日本女子ペアが4大大会のダブルスで8強になるのは、02年全仏の杉山愛、藤原里華組以来、15年ぶりとなった。

 第1セットは抜群のコンビネーションで奪ったが、第2セットは「消極的になった」(穂積)。しかし、最終セットに入る前に「積極的に行こう」(加藤)と話し合い、最後は強豪を振り切った。

 準々決勝ではルチッチバロニ(クロアチア)、ペトコビッチ(ドイツ)組と対戦する。