女子で初優勝した本田真凜(15=大阪・関大中)ら男女上位3選手が、女子フリー終了後にエキシビションを行った。

 本田はショートプログラム(SP)の薄いピンクの衣装に着替え、髪は6日のツインテールではなくポニーテールだった。直前練習では来場した長野市内の中学生約800人の一角から声援を受け、手を振り返すなどリラックスモード。エキシビションはSP曲「スマイル」で演技し、大会の締めくくりを楽しんだ。

 今大会の女子は93選手が参加し、本田は2連覇を狙う3月の世界ジュニア選手権(台北)に向けて多くのエールを受け取った。「いろいろな先生や選手に『世界ジュニアでロシアの選手に勝ってね』と言われた。頑張ろうという気持ちになりました」。最後の「全中」で受けたたくさんの声援を大舞台で力に変える。